寺社・公園など

素盞雄神社(すさのおじんじゃ)

東京都荒川区南千住6-60-1

当神社の開祖となる黒珍(修験道の開祖役小角の高弟)の住居の東方小高い

塚上に奇岩がありました。黒珍はそれを霊場と崇め日夜斎戒礼拝すると、平

安時代延歴14年(795年)4月8日の夜、小塚の中の奇岩が突如光を放

ち二柱の神様が翁に姿を変えて現れ『吾はスサノオ大神・アスカ大神なり。

吾らを祀らば疫病を祓い福を増し、永く此の郷土を栄えしめん。』と御神託

を授け、黒珍は一祠を建て鄭重にお祀りし、当神社が建設されました。次い

でスサノオ大神の御社殿を西向きに御造営し6月3日、アスカ大神の御社殿

を南向きに御造営し9月15日、それぞれ御神霊をお遷し致し、4月8日

『御創建疫神祭』・6月3日『天王祭』9月15日『飛鳥祭』の祭禮日が定

まりました。江戸時代享保3年(1718年)類焼による両社炎上のため、

同12年に相殿(一つの御社殿)として二柱を祀る御殿『瑞光殿』を新たに

建設し奉斎しました。

荒川区南千住・三河島(現荒川)・町屋・台東区三之輪と区内で最も広い氏

子区域61ケ町の鎮守となっています。



素盞雄神社 天王祭 本祭り         2015年6月6日(土)

神輿は2点棒で『神輿振り』(神輿を大きく横に振る)

担ぎ手の頭は担ぎ棒の内側にそして担ぎ手は神輿の方向に向く。つまり前側

の担ぎ手は後ずさりする。横に振る時は振られる側は確りと腰を落として膝

を曲げる。対側は確りと担ぎ棒を肩に背負いながら傾げる。神輿の下で担ぐ

堂下は顔を真っ赤にして堪える、縁の下の力持ち。神輿がそれ以上倒れない

様に蕨や紐を持って受け止め返す方、当然ながら対側の方々も同様です。担

ぎ手の皆さんの心が一つになって神輿を担ぐ醍醐味。

担ぐ神輿は本社神輿で3基、担ぎ手は白鳥と呼ばれている白装束で大神輿は

男性、中神輿は女性、小神輿は子供達。担ぎ手は南千住三之輪連、三河島連

町屋連の方々が担ぎました。迫力があってとてもそう快でした。

どうぞビデオをご覧ください。


平成27年6月6日(土)素盞雄神社 天王祭 本祭り

 

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